Webサイト制作のコーディング部分を外注したい、、という制作会社、広告代理店をはじめとした企業、フリーランスの方へ!
コーディングをオンラインで外注する場合の注意点を書いていきます。
私は、ここ1年ほど、月1回くらいのペースでコーディングをクラウドワークスで依頼しています。
特に最近はクラウドワークスで外注することが多いので、主にクラウドワークスでの外注の注意点が中心になりますが、経験からいろんなオンライン外注依頼について全体を通して説明します。
私は、WordPress構築などの前にベースのhtmlコーディング部分をお願いすることが多いです。
そして、最初は、あらゆる方にお願いしていましたが、最近は、特定の方に続けてお願いすることも増えました。その理由も後で説明します。
リピートしてお願いする場合に割と使いやすいのがクラウドワークスの良いところです。(手数料などの条件は変わりませんが。)それでは、説明していきます。
コーディングを外注するやり方で一番おすすめなもの
コーディングを外注するやり方はいろいろあります。オンラインやオフライン、クラウドソーシング、知り合いや友達にお願いするなど・・。
私の経験上、一番オススメなのは、優秀なフリーランスの知り合いの人に以前と同じようなコーディングをお願いするというのが一番よいです。
1.優秀なフリーランスにお願いするとよい
制作会社もできる会社も多いですが、会社という体制上、値段が上がります。
もちろん、フリーランス制作会社もピンキリなので初めてだと見極めが必要です。
ちなみに、できる、の前提は、スキルが高く、求めたことをスケジュールどおりにやってくれるコーディングができる方です。
2.知り合いにお願いするのがよい
初めてお願いするよりは、何回かやったことがあったり、知り合いの紹介などような、初回のリスクを避けるような形でやれるのが一番良いと思います。
初めてお願いする場合のリスクとして、以下のようなものがあります。
・最後までやってくれるか、スケジュールが守れるか、そのまま公開できるレベルのものがあがってくるか、というのがわからないリスクがある
・制作のすすめ方がそれぞれで違うため、連絡や確認方法などの齟齬が発生する場合がある
・追加工数の認識が違うばあいもある(この修正で追加料金が発生するの?ということがある)
知り合いにお願いすると、事前に聞いてから外注依頼する、ということができますので、一番リスクが少ないです。ただ、以下のようなパターンも注意が必要です。
3.以前と同じようなことをやってもらった人に依頼をする
フロントエンド実装は、いろんな分野があるので、一概にコーディング、というのは、範囲が広く、例えば、SEOに強いコーダーさん、アニメーションなどの動きに強いコーダーさん、チーム連携に強いコーダーさん、など、細かいところで出来ること、できないことがでてきますので、以前やってもらったから、といって、全部対応できるとは限らないです。
そのため、以前やってもらったから、といって、まるっと安心してお願いしてしまうと、期待どおりにいかない場合もありますので、事前に相談されるのがよいでしょう。
そんな知り合いもいないよ!という場合も多いと思いますが、
一般的なコーディングを外注する方法は以下になります。
コーディングを外注するやり方(制作会社・クラウドソーシングなど)
一般的にコーディングを外注する場合、以下のようなものが一般的ではないかと思いますが、
方法と注意点を書いていきます。
制作会社に頼む
よい制作会社に外注して関係を継続して結ぶことができれば、それ以降は制作のクオリティーも安定してよいかと思います。値段もそれなりで、クオリティーが一定以上の会社に出会えると、リスクが少なく安定してお願いできるでしょう。
制作会社に頼む場合は、メールや電話で依頼する方法で問題ないでしょう。
私は以前制作会社時代にお願いしたこともあるモノサス、牧野公房、などはおすすめです。(予算があえば、かと思いますが。。)
オンラインで探すと色々と制作会社がでてきますが、会社歴が5年以上あり、(ある程度やっているということです)コーディング実績がある程度みれ、またブログなどが設置・更新されていて、内容も自分の感覚があう会社に依頼するのがよいでしょう。
制作会社にコーディングを頼む場合の注意点
値段が割高
制作会社って、フリーランスにお願いする場合に比べて、値段が高いことが多いです。
会社を維持するために必要な経費がかかるので、その費用が上乗せされるためです。
結局制作会社もフリーランスに外注している
制作会社も自社スタッフではなく人が足りてない場合や、そもそもコーディングスタッフがいない場合も多いです。その点はよく確認されるとよいでしょう。フリーランスに外注している会社なら、元々フリーランスに直接お願いしたほうが効率的です。
担当者によってクオリティーが変わる
小さい会社は特に個人の裁量が大きく反映されるので、担当が変わるとコーディングのクオリティーが変わるというのはよくあることです。また、規模の大きい会社は、ある程度ルールがあったり、社内共有もありますが、ある程度担当者の力量で内容が変わることがあります。
担当者があまり変わらないように交渉したり、入れ替わりが激しそうな会社はお願いしないほうがよいでしょう。
直近のスケジュールで依頼が難しいことが多い
制作会社では、何案件かを一定して請け負っていることが多いため、依頼してから、2か月、3か月先の制作着手、ということが多いのではないでしょうか。すぐ制作着手したい場合に空いてないことが多いです。余裕をもった依頼をおすすめします。
クラウドソーシング(クラウドワークスなど)で頼む
クラウドソーシングで頼む場合は、割とコストが安く、頼めば(条件にもよりますが、)
すぐ応募がきて、そのまますぐ着手してくれる、手軽で安く、早く、制作完了しやすい方法になります。
コーディングを依頼する方法は、1.クラウドワークス、ランサーズに登録、2.手順に従って制作依頼する
という方法になります。
クラウドソーシングでコーディングを外注する場合の注意点
クラウドソーシングでコーディングを外注する場合の注意点は、登録している人が主にフリーランスなので、そのフリーランスにコーディングをお願いするという点で個人の裁量での制作になる、ということと、クラウドソーシングは、クラウドワークス、ランサーズ含めて、審査も本人確認もなく登録ができるものなので、クオリティーのジャッジをきちんとして契約する必要があるところが注意するべき点ではないでしょうか。
クオリティーは実績で必ず確認する
応募者から、コーディングのクオリティーを実績をみて確認しましょう。
その場合、これから制作依頼するサイトの特性に近いものを制作している応募者に決めたほうがよいです。
・SEOに強い(マークアップをきちんとしてくれるか。SNSやmetaなどの知識があるか)
・動きに強い(アニメーションなどのjsにたけているかどうか)
・バックエンドなどの連携などができるか(githubが使えるか,システムを組み込むことを考慮したコーディングができるか)
・デザイン調整は可能か(デザインの知見がないコーダーさんはpsdなどから全然違うhtmlにあげてくる場合があります)
など、みるべきポイントがあります。
また、フレームワークを使うか、言語は何を使用するか、などは今後の更新などで担当者が変更になった場合にかかわってきます。実績や質問で確認をしましょう。
フリーランスの個人の裁量の範囲を確認する
スキル、とあわせて、スケジュール、メールのやりとり、制作物の確認方法、修正対応など、はフリーランスの方によって対応に差異があるので、注意が必要です。
コーディングを外注するやり方まとめ
いかがでしょうか。
制作会社もフリーランスも制作するのは人なので、気持ちよくやりとりできるように準備と対応ができるとよいですね。
個人的には、早めに軽い内容のコーディングをクラウドワークスなどで外注して、ある程度選別していき、よいフリーランスの方に続けてお願いする、というのが一番リスクなくよい方法なのではないかと思っています。
私の最近の感覚だとクラウドワークスにもレベルの差はありますが、よいフリーランスの方は沢山いますので、早めに依頼しておき、いろんなタイプの方とつながっておく、というのが、リスクなく制作を進めるポイントだと思います。どうぞご参考ください!