クラウドワークスでよい外注さんと出会える依頼の方法。【実体験より!】

クラウドワークス
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こんにちは。フリーランスでクラウドワークス歴2年ちょっとのヨシコロです。
私はクラウドワークスで仕事を依頼され受注して仕事していますが、逆に依頼することも多いです。
今回はクラウドワークスの依頼の方法を私のWeb制作を依頼した実体験を交えて、
よい外注さんから応募がある依頼の方法と、よい外注さんを選定する方法をお伝えします。

今回はクラウドワークスで依頼をしている、これから依頼したいすべての方に読んでいただきたい内容です。

また、フリーランスでクラウドワークスから受注している方にも一度、読んでいただきたいです。依頼のよい方法を知ると受注のポイントも理解できるためです。

それではどうぞ!

よい外注さんが増えるクラウドワークスの依頼方法

依頼の仕方は、やってもらいたい規模によって違います。

1.裁量次第でやることもタスクもスケジュールも変わり、高い品質を求めている制作の依頼
→例:サイトリニューアル、ランディングページ制作、TOPページの制作、ECサイト制作など

2.専門的な作業(タスク)を効率よくやってもらいたい依頼
→例:コーディング実装、バナー画像制作など

3.スキルがあまり要らないタスクの依頼
→例:wordpress入力、ルールにしたがったwordpress上の装飾作業、データ入力など

1~3を説明していきます

1.裁量次第でやることもタスクもスケジュールも変わり、高い品質を求めている制作の依頼

Webサイトリニューアル、ランディングページ制作、TOPページの制作、ECサイト制作など
制作の裁量範囲が広く、高い品質を求めている場合の依頼方法です。
WIX制作やBASE制作も品質の高さを求めている場合はここに入るかと思います)

まず、クラウドワークスで依頼する際に、制作する業務の内容を整理する必要があります。
予算、制作納期、やることです。

クラウドワークスで依頼する予算について

クラウドワークス依頼の予算が決まっている場合は、明記しましょう
そうすると、その予算で制作できる方のみ応募してきます。

明記してない場合だとやりとりだけ増えて、結局依頼する人の数は少なくなってしまいます。

クラウドワークス依頼の予算感(5-10pまでのwordpressのWebサイトリニューアルの場合)

予算感ですが、2018年時点で一般的に
予算100,000~300,000円で応募はあります。ここの価格帯が一番多いと思います。
予算50,000~100,000円も割とありますが、少し品質は下がると思ってよいと思います。

予算10,000~50,000や~10,000円の場合は、ほとんど応募がないと思ってよいので、品質や基本的な機能がなくてもよい、などの場合のみにしたほうがいいと思います。この条件で応募するワーカーはコピペするデータを流用予定の場合か、スキルがなくて勉強したい場合、受注がなくどうしても受注がほしい方や営業専門のワーカーが応募しているかと思います。

予算300,000円~の案件の場合は、法人からの応募も増えます。

クラウドワークス依頼の予算(ランディングページの場合)

予算感ですが、一般的に
予算50,000~100,000円応募の幅が一番多いと思います。
予算10,000~50,000円も応募はありますが、品質はかなり下がると思います。

予算~10,000円の場合は、ほとんど応募はないと思ってよいでしょう。
勉強中や未経験、営業専門のワーカーが応募するのではと思います。

制作納期

納期が決まっている場合は、明記したほうがよいでしょう。
スケジュールが短ければ短いほど条件が悪いので、応募数は減ります。

目安としてやりとりも含めると以下が一般的な期間になるかと思います。

  • 10pの要件定義からのWordPress制作は1カ月~2カ月程度
  • 10pのWordPress制作は1カ月程度
  • ランディングページ制作は内容によりますが、2週間程度
  • TOPデザインは1週間程度

やること

やることについて以下を整理して依頼内容として明記しておくと、応募も増えると思います。
なぜなら、やることが曖昧な場合、応募する側は、それを決めるやりとりで時間もかかり、方向性が定まってないと修正回数が増えるかもしれない、というリスクが想定されるため、金額が上乗せされたり、制作中に齟齬があり、工数が増えた場合に金額が上乗せされるためです。

  • 今回サイトを新規(リニューアル)制作する理由と背景
  • リニューアルする場合は対象既存サイト
  • ページ数
  • スケジュール
  • デザインや機能で参考にしたいサイト
  • 新規(リニューアル)制作のコンテンツが決まっているのか、相談しながら決めたいか

デザインや機能で参考にしたいサイトについて

参考サイトは以下のようなリンク集がありますので、そこでどういったサイトにしたいか
確認することもできます。

http://muuuuu.org/

http://bm.straightline.jp/

https://rdlp.jp/lp-archive

サイトリニューアル(新規サイト構築)でコンテンツが決まっているのか、相談しながら決めたいかの注意点

もしコンテンツを相談しながら決めたい、という場合は、クライアントとのやり取りに慣れている
ディレクション経験のある制作者おすすめです。
ある程度決まっていて、デザインやコーディングの品質だけを求めている場合は、デザインやコーディングに特化した制作者がよいです。

制作者には得意分野がありますので、サイトの要望によって得意分野を見極めるとよいかと思います。
得意分野の見極めは、ポートフォリオのサイトから、

  • 実績サイトで力を入れている部分をみる
  • 担当分野の経歴の長さをみる
  • 実績サイトの数で担当が多いものをみる

という所をみると、何が得意か、がわかるかと思います。
わからない場合は、応募者への質問に
「ディレクション歴、デザイン歴、コーディング歴の年数を教えてください」
「ディレクション、デザイン、コーディングのどれが得意分野ですか」

を質問するのもよいと思います。

また、依頼時に制作のわからない部分は、その部分は書かなくてもよいかと思います。
依頼者が「わからない」という部分は、ある意味で弱みになるので、応募者にとってお金を増やしやすい部分になります。

そのため、「わからない」ことの記載は必要ないですし、ある程度情報を収集される時間をとってから、(わからない部分は知識としてググっておく、知り合いなどに聞く等で)依頼されるほうがよい制作になると思います。募集しながら知識を深める、制作が決まってから知識を深める、でよいかと思います。

あと
「ボタンの位置をここにしたい」「この参考サイトと同じ構成にしたい」
という制作依頼は、そのままその構成が反映されますが、

「お問い合わせ、を一番増やしたい(コンバージョンになる)のでボタンの位置を相談したい」
「ユーザーの誘導方法や表現はこの参考サイトが一番近いと考えているのですが、構成や表現の相談させてほしい」

といった制作依頼をするとある程度制作者が考えられるし、Web制作者ってWebサイトの知見が高い場合がおおいので、
のほうが、私の経験上上手くいくことが多いように思います。

依頼者が内容を決めるより、制作者に相談してみて様子をみる、という選択肢もありますよ!

ってことがいいたいのです。

ただ、私はディレクション経験がある人間なのですが、逆にデザインやコーディングのみをやる制作者とやる場合、要件を依頼者側に決めてもらったほうがよいこともあります。

ご参考いただければと思います。

また、募集期間の長さが応募数に反映する部分も多いので、早めに募集をかけるのがおすすめです。

2.専門的な作業(タスク)を効率よくやってもらいたい依頼

コーディング実装、バナー画像制作などの予算について

コーディング実装の予算
TOPページは15,000~(動きがある場合など)30,000円前後
バナー画像制作の予算
大きさによりますが、3,000~10,000円

かと思います。

予算が決まっている場合や少なかったりすると応募者が少なくなるので、
「クラウドワーカーを探す」からスカウト機能を利用するのがオススメです。
手動でスカウトするのは無料なので、気になった人へどんどんスカウトメッセージを送るとよいでしょう。(スカウトして実際は採用しなくても問題ありません。)

コーディング実装、バナー画像制作などで単価が低い案件の場合は、
クラウドワーカーを探す」の画面の並べ替え「新着」のコーダーやデザイナーへスカウトするのもよいと思います。新しく登録したワーカーさんは、ある程度単価が安くても、実績をつけるため応募する場合があるためです。ただ、新しく登録したワーカーさんは、実績がないため、実力が測れない場合があるので、必ずポートフォリオや実績を送ってもらうようにしましょう。

3.スキルがあまり要らないタスクの依頼

wordpress入力、ルールにしたがったwordpress上の装飾作業、データ入力などは、タスク形式という依頼も可能です。ただ、応募が多すぎて、採用選定が逆に大変になる場合もあるので、状況に応じてタスク形式の依頼を使うことをお勧めします。

実際のクラウドワークス(crowdworks)上の依頼の仕方

1.「新しい仕事を依頼」画面へ
クライアント(発注者)メニューの「新しい仕事を依頼」から依頼画面へ

1.新しい仕事を依頼します。

ここでやることを指定していきます。
わからない場合は、画面右上の「依頼内容で何かお困りですか? 」のリンクから質問できるコンシェルジュは無料なのでどんどん質問するとよいでしょう。

私の経験上、こうしたほうがよいと思う部分は以下になります。

「STEP2 依頼の形式を選びましょう」について一般的なプロジェクトでは
プロジェクト形式(特定メンバーと相談しながら進める)がよいと思います。
コンペ形式(多くの案から選んで決める)は、予算と期間がある程度あったほうがよいと思います
なぜなら、コンペ形式の場合、必ず採用者に決定する必要があります。決定しない場合は、応募者に予算が分配されてしまうため、品質の高い応募者を集めるためにある程度の金額を提供する必要があるという点があります。

またオプションは基本なしでよいと思います。
オプション料金をかけてもかけなくても、あまり応募者の内容は現状、変わらないです。
応募者を増やすためには、やることの内容を応募者に引きつける内容になるように記載する、というのが一番だと思います。

フリーランスにぜひクラウドワークスで依頼してほしい理由

フリーランスの方に、ぜひクラウドワークスで制作依頼をされることをおすすめします。
私は、クラウドワークスで制作を受注もしますし、依頼を発注することもします。
フリーランスで制作できるのは時間が限られていたり、担当分野が限られていると思います。
その担当分野外の部分をクラウドワークスで外注依頼することで、効率的に制作を進めることができます。
また、ここでフリーランス同志のゆるいつながりができますので、何かあったときに、依頼したり、依頼してもらったり、が可能になります。
そうやって、制作の効率化孤独の解消になりますし、仕事依頼側にまわると、発注者の視点がわかるので、仕事応募の仕方も変わってきます。

私は、今後はできればチームランサーとして活動していきたいと考えているので、クラウドワークスでつながった、福島のコーダーさんや、名古屋の画像バナー制作者さんや、フランスのデザイナーさんとは、今後もやりとりしていこうと思っています。

時々、チームで制作すると孤独に制作するときと違った楽しさがあるので、
フリーランスの方は、ぜひクラウドワークスで担当分野を切り分けたチームの作業、というのをされるのはお勧めです!

まとめ

クラウドワークス(crowdworks)での依頼は案件・予算ごとに、準備や確認することが違ってきます
今の前提を知ったうえで、準備や確認をすることで、よい依頼ができ、よい応募がくると思います。

ご参考ください!