流し見旅行系ドラマ。海外・日本各地に行った気になれる22作品を紹介します。

ドラマ

旅行に行きたくても海外なんて円安で無理!な堅実な皆さんにみてほしい!
1日3-5本程度ドラマや動画をみている私が、作業しながらみれて海外や日本各地に行った気になれるおすすめ旅行ドラマ・映画・動画を紹介します。流し見の効果について
「新しいことを思いついたり、アイデアが必要な時に拡散思考が大事」との考え方があるそうです。(by DAIGOさん)
私はそれを言い訳に継続作業をするときに色んなドラマやYoutube動画をみています。

流し見できるポイントは以下としました。

・音だけでもある程度楽しめる
・あまり難しくないもの、暗すぎないもの
・テンポがそこまで早くないもの
・でも単純すぎてイライラしないもの
・旅行に行かなくても海外などに行った気になれる

それでは以下からご紹介します。

フィンランド

かもめ食堂は静かな映画です。日本人女性(小林聡美)がヘルシンキで食堂をはじめる話です。以上、て感じであんまり大きな波はなくて静かに話がすすむ。昔ちらっと見てなんかみれなかったんだけど、最近北欧が知りたくてみてみたらすごく素敵な気持ちになりました。街並みやそこに住む人たち、日本人の佇まいが素敵でした。もしかしたら何かを成し遂げたい若ものには退屈かもしれません。成し遂げられなかった、成し遂げ中の中年の方にしみるかな。これがよかったら同じ雰囲気でペンションメッツァもおすすめです。

NY

メディア王は、アメリカのTV会社の社長と、それを引き継ぐ時期の子供たちのアメリカを牛耳ってる富豪の駆け引きが中心のドラマです。
最近、アメリカの面白いドラマや映画みましたか?古いのじゃなくて最近のやつ。
私はこのメディア王で久しぶりに焼き直しじゃないお茶を濁してないアメリカのドラマがみれた気がしました。一気見しました。アメリカの行き止まり感がありつつ、クールでスケールが違った映像が堪能できます。閉塞感と焦燥感があるのは仕方ない。ないほうが嘘じゃないか。
役者もみんなかっこいい。+グレッグみたいなちょっとピエロ的な笑いもありつつ。かといってそのピエロもかっこいいんだよなー。
やってること無茶苦茶な部分もあるのですが、この裏切りは私は嘘くさくなくて腹落ち感がありました。家族ってのがミソなんだろうなー。
NYの摩天楼もかっこいいんだけど、一族は軽くプライベートジェットで世界中をまわってイベントをするので、そのシーンで世界中を回った気分になれます。

スーツはご存じの方も多いですが、これもNYをひたすらクールにみせてるドラマだなと思います。
メディア王はちょっと重いのでもっとライトにNYっぽいものを、、ていうときはこのドラマがおすすめです。

マスター・オブ・ゼロはインドの移住2世のNY生活の話で、移住者2世の視点からNYがみれて、面白くておしゃれで軽くみれると思います。
セリフがNYぽくてウィットに富んでて、ライトにみれるのがよいです。
主役のコメディアン・アジズ・アンサリは色々と災難やトラブルがありつつ、23年監督デビューするらしい?楽しみ。

マンハッタンはアニーホールなどで有名なウッディアレン監督の古い映画ですが、NYの街並みが白黒で表現されていてすごくかっこいいです。
オープニングだけでも見る価値ありです。
あとスコセッシのタクシードライバーも有名かもしれません。ジョンカサヴェテスもいいですよね、が、吹替はないと思います。

ハリウッド

ボージャックホースマンは落ちぶれた俳優のあれこれ話です。
アニメなんだけどハリウッドにいるような感覚でみれます。年をとる、坂を下りることがテーマなのですが、ずーっと自虐ギャグで話が進み、とにかくセンスがよいのでその展開に引き込まれます。食わず嫌いの方はぜひ1度みてほしいです。私は大大大好きで英語と日本語で何周もしました。(英語はほとんどわからないです。速すぎて。。)心に刻まれたセリフたちがあります。
鬱っぽいときにみると波長があってよいかも。知らんけど。クセはあるかも。

ニューメキシコ

ベターコールソウルはブレイキングバッドのスピンオフですが、ブレイキングバッドをみてなくても全然楽しめます。
(私も先にベターコールソウルをみました。)
めちゃくちゃ面白いです。やばい弁護士の珍道中とその周辺のドラマなんだけど、そのやばさに心が躍ります。
このドラマのかっこよさ、子供にはわからないかもなー、人を選ぶかもなー、と思います。(えらそうですかね。すみません。)
すごく多く撃ち合いもなく基本はうるさくなくみれますが時々ぐいってやられる感じです。ジミーはいつも軽快で調子のいい大人の男です。
ニューメキシコの乾いた土や高い空、砂ぼこり、などがストーリーとは関係なくただ存在する感じで、行ってみたくなるーアルバカーキ。

イタリア

チョイ住み in NHKの番組です。ナポリで初対面の年代の違う2人が1週間生活する番組で、ナポリに住む感覚を味わえます。
若い俳優さんが初めての海外で引退したサッカー選手と暮らす中で気づくことがあって、それが映画1本みたような感覚でした。
日本から離れたイタリアっていう場所で全然違う世界の先輩と生活することで得る若者の気づき、を疑似体験出来ます。
クリスマスのあの感じ、、今思い出しても胸がうう、、ってなります。

私はアマゾンプライムのNHKオンデマンドで見たのですが、NHK単体で他の国もあるみたいですね。ナポリはなさそう。今度みてみよう。
ちょい住みin (NHKアーカイブス)

フランス

杏ちゃんのチャンネル はパリの生活を更新頻度高く割と赤裸々にみせてくれます。女優の感度高いセンスも参考になります。
余計な話だけど、色々あったなかでそれでも強く楽しく生きることができるんだ、という視点での学びもあります。

杏はただいま修行中もYoutubeと同じ感覚で南仏などでの家庭料理などを学ぶ杏ちゃんがみれます。フランスに行った感覚になれます。
※2023年8月時点ではみれないみたいです。残念。

韓国

韓国といえば、梨泰院クラス、愛の不時着、イカゲーム、パラサイトなどは有名ですが
私がおすすめなのはザ・グローリー ~輝かしき復讐~です。内容はエグイ部分もありますが、架空の話としてとらえて淡々とみてました。
韓国のドラマってエグイとき、本当にえぐいなーと思いながら、主人公の悲しい顔がめちゃ美しいな、と引き込まれました。
ブラッドハウンドも面白かったです。これは展開はあるけど、闇が深くなくてさらっとみれました。下町食事シーンも多くておいしそう。

世界中

インセプションは東京、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、タンジェ、カルガリーなどが舞台です。
夢のなかに入り込むという設定をめちゃ利用して色んなロケ地が移動シーンなどほぼないです。
もし見たことがなければ一度じっくりみてから、流し見を何周かするがおすすめです。(面白いけどちょっと難しいし、ちゃんと見ないと理解出来ないです。そして何回も見たくなる映画です。

バベルは、舞台はアメリカ・日本・メキシコ・モロッコです。
SDGsなんて言葉がある前の時代の世界がつながっているということを痛感する映画です。私は映画館でみて超泣いた。
ちょい重いかもですが、スケールが大きい刺激が多くて流し見もいいと思います。

京都

京都の映画やドラマも色々ありますが、舞妓さんちのまかないさんは京都のコアな世界、舞妓はんがかいまみれるドラマです。
あと料理のシーンが多いですが、めちゃくちゃおいしそうです。総合演出が、是枝裕和さんでああなるほど!なカメラワーク等です。
演出がよいので森七菜にもイライラしないでみれました。(他はイライラするの、、なんか

JrYoutubeのキム兄の京都案内的な回もすごく京都的だけど、さらにおもろな視点も入ってて見応えありました。
京都って奥が深いですよね、、全方向で趣きがあります。私もこのなかのナスがでてくるイタリアンにいったことがあって感動しながら食事しました。

香川

香川といえばうどんや直島などが有名かと思うのですが、喜劇・愛妻物語はそんな観光はちょっとしかないですが、香川のローカル感が楽しめます。とにかくドラマが面白いです。水川あさみが大好きになって、濱田岳もはまり役だと思った映画でした。旅の楽しいというより動き回ってしんどいなー、、そんなだるいほうの感覚に喜劇的スポットが当たっています。みていて癒されます。

下北沢

街の上で は下北沢が舞台の映画です。下北沢が舞台の映画やドラマを色々みてきましたが、私はこの映画が一番下北沢ぽいと感じました。
古書ビビビやCCCなど下北沢の名所が出てきつつ、下北沢に住んでそうな(いや、住んでないな)警官や人たちが周辺にふわっといる感じも下北沢っぽいです。
私も住んでた時に「このまちはパンクの男の子と近所のおばあさんが仲良くしてる街だよね」と近所の美容師さんに言われてああそうだな、と思った記憶があります。主役の若葉竜也さんはチビ玉三兄弟だったんですね、上手すぎて今後チェックだなー。この監督の作品の「あの頃」「ちひろさん」もすごくよかった。

鎌倉

カラフルな魔女(アマプラ・NHKオンデマンド)は、魔女の宅急便の原作絵本の作者の、鎌倉での日々の生活を追ったドキュメントです。
老後の暮らしをどう楽しく生きるか、どう自由に生きるか、を感じることができるし、
絵本作家ならではのインテリアや洋服のセンス、散歩の鎌倉の風景などが素敵で旅してる気分で新しい感覚に出会えると思います。