クラウドワークス初心者の方必見!応募方法のコツ

クラウドワークス

クラウドワークスで月収100万円をこえたこともあるワーカー歴5年の私が、稼ぐのに最も大事な応募のコツをクラウドソーシング初心者の方に向けてお伝えします。

私はWebデザイナーなので、プロ向けの案件の応募の方法をお伝えします。
Web制作1年くらい以上の方に向けての記事になります。

クラウドワークス初心者ガイド

クラウドワークスの初心者の方へ。
まず、クラウドワークスとはどういったことができるサービスなのでしょうか、を説明します。

クラウドワークスとは

クラウドワークスとは、主にIT系の業務をしてほしいクライアントと業務をしたいワーカーを結びつけるクラウドソーシングシステムです。

登録は無料で、業務成約時にシステム手数料が引かれます。
(10万円まで20%、10-20万円は10%、20万円超えた場合は5%)

報酬は、契約時にクライアントは仮払いを行い、納品時にメンバーは報酬を受け取ります

なので、初めての取引でも、対応したことの売上金の回収ができない、ということがなくなります。
ここがクラウドワークスの良い点です。
安全に契約ができる、というのはすごく安心感がありますよね。

※実際に振り込まれるのは、15/末日締め 末/翌15日払いです。

クラウドワークスのIT系のクライアント

私が今まで出会ったIT系のクライアントの属性です。

  • Webサイトを新規立ちあげリニューアルしたい、中小企業の会社さん
  • Webサービスを作りたい・リニューアルしたい会社さん
  • Web制作の人出が足りない制作会社さん
  • Web制作の人出が足りないフリーランスさん

このような方々から、お仕事をいただきます。
Webなど制作してほしい、と思っているが、まわりに作る人がいないので、探している、、といった方々です。

大手企業などはあまりありませんでしたが、名の通ったベンチャー企業のクライアントさんはいました。
大手会社はコンペ案件などで時々募集があるように思います。

一般的な社会と同じで、クライアントさんとの相性が良い場合もあれば、悪い場合もあります。
急いでいたり、予算がなかったり、のお客様もいれば、その逆の方もいます。

条件が良い案件は競合も多いので、受注が難しくなります。
条件がよい、、制作予算が高い、スケジュールがゆっくりめ、制作の難易度が低い、というような案件です。

逆に急ぎだったり金額が低単価だったり、、条件が悪い案件の場合、応募者が減るので、受注の確立があがります。

また、条件の良い・悪い、で決められない特殊な機能を実装する案件や特定の業界、特定の成果を求められる案件もあります。
そのため、色んな案件のなかから自分自身が競合に勝てる応募のコツをみつけることが受注への第一歩です。
効率よく楽しく稼げるように私の経験が少しでもお役に立てれば、と思います。

クラウドワークスの初心者へ悲しいお知らせ。初心者の場合は受注率が下がる!

クラウドワークスの応募の考え方で、初心者の方にぜひお伝えしたいことがあります。

初めての場合は、受注率が下がる

ということです。

当たり前ですが、クライアントがWeb制作受注業者を決定するのは、
クライアントにとってその制作者・制作業者が良いWebサイトを作ってくれるか(またはWebサイトでなければ他業務をやってくれるか)どうかだと思います。

良いWebサイトを作ってくれるかという点で、
クライアントは、応募のメール・プロフィールなどから、過去実績やコミュニケーションを考慮して受注を決定します。
また、クラウドワークスのプロフィールには過去の受注実績や評価がみれるため、それを確認して受注を決めるクライアントも多いです。(口コミを確認するようなイメージです)

そのため、評価(口コミ)がなかったり、少なかったり、低かったりすると、クライアントにとって少しリスクがあるので、マイナスポイントになります。

なので、初心者の方には、まず実績作りをすることをお勧めします。

実績作りとは敷居が低い案件をこなす、ということです。
こちらもコツがあるので、また追って記事にしていこうと思います。

クラウドワークスの応募のコツ1。ポートフォリオサイトを用意しよう!

また、Webデザイナーとしてクラウドワークスに限らず、オンラインで制作を受託しようと思ったとき、
ポートフォリオサイトがない、などは、話にならないと思います。

ポートフォリオが古い、というのは、よくありますが、
全くないという場合は、すぐに作成されることをおすすめします。
仕事実績はあまりない、そんな場合も、自分で作った何かしらをピックアップされて
自分のスキルの成果がキチンと明示できるものをサイトとして作成するのが良いかと思います。
以下の記事で簡単にポートフォリオサイトを作るやり方を説明しました。ご参考ください。

クラウドワークスで受注するには?ポートフォリオサイトを作成しよう!【2時間でもできるよ】

2018年12月4日

クラウドワークスの応募のコツ2。テンプレートを用意しよう!

crowdworks(クラウドワークス)には応募を効率的にするテンプレート、という機能があります。
これはガンガン利用します。

応募メッセージテンプレートの画面

crowdworks(クラウドワークス)のUXは、かなり使えないつくりになっています。(なんとかしてほしい)
ので、わかりずらいのですが、メッセージのテンプレートの作成方法は
メールの詳細やりとりのページに入って
(1.右上のメールアイコンからメール一覧がでてくると、2.応募メールの一覧が確認できるので、どれでもよいので選択して以下の画面を出してください)

画面左下のテンプレートを選択、の横、「テンプレートを作成」をクリックします。
ここでテンプレートが作成でき、応募時には、「テンプレートを選択」で作成したテンプレートが選べます。

応募メッセージテンプレートへのもう一つのたどり着き方

マイページ>プロフィール編集>メッセージテンプレート一覧

で追加や編集が可能です。(今まで知らなかった・・)
私は、以下のように作成しています。全然整理できてないですが、すみません、ご参考ください。

  • 応募メールテンプレート1 見積もりとスケジュール
  • 応募メールテンプレート2 LP制作ー見積もりなしー
  • 応募メールテンプレート3 30万以内・見積もりとスケジュール
  • 応募メールテンプレート4 LP2ー見積もりありー
  • 応募メールテンプレート5 実績更新20180730 簡易版

LPと一般的なWebサイト、見積もりとスケジュールの位置づけでテンプレートを変えています。
「応募メールテンプレート5 実績更新20180730 簡易版」は最近の実績のみを載せているものです。(ポートフォリオサイトが更新できていればよいのですが、、更新できてません、、)
「応募メールテンプレート3 30万以内・見積もりとスケジュール」というのは、30万円まで、という案件に対して、ある程度やることを簡易にして予算内に収まった状態での見積もりを出しています。
「応募メールテンプレート2 LP制作ー見積もりなしー」は予算感が読めない場合に、やりとりのなかで相談させてもらうタイプのお客様の場合にお送りしています。(ただ、今気づいたのですが、あいまいなやりとりばっかり増えて、ほとんど受注にいたっていないので、金額は明示したほうがよさそうです

応募メールテンプレートの構成は以下になります。

  1. 挨拶
  2. ポートフォリオサイト案内
  3. 細かいプロジェクト概要を添付した旨ご案内
  4. 見積もり
  5. スケジュール
  6. 最後の挨拶

こんな感じで、案件の属性にわけて
情報の粒度は変えています。

応募時には、
このテンプレートを呼び出して、
1と2の間に、案件ごとのクライアント様のはっきりした条件や質問、サイトへの情熱、
などのオリジナルな部分を書き足します。ここで「応募したのは、この案件へのこういう動機があります」「御社のために、こんなことができるので、がんばります」ということをキチンと伝える必要があります。

また、4の見積もりもページ数にあわせて変更します。
(ページ数がわからない場合は、デフォルトの10ページのままにしています)

クラウドワークスの応募のコツ3。

私が応募して受注する感覚です。
1件受注しようと思ったら、10-20件くらい応募する必要があります。

また、時間差もあるので(応募してから2-3週間後くらいに返事がくることもあります)、割と長い目で応募し続けたほうがよいと思います。
また、全然決まらなくて早く受注をしたい!というときは、応募者が少ない案件に応募しましょう。(締め切りが近くて、5件前後くらいが目安)

また、あまり値段を下げないほうがよいかと思います。値段を下げたので、簡単な案件が来ると思っていたら大間違いで、値段の相場がわからないクライアント様はリテラシーが低いか、ワーカーへの態度がぞんざいか、どちらかが多かったです。

実績集めるために最初は仕方ないかもしれないですが、値段を下げてもいいことは今までほとんどありませんでした。(ただ、本当によいクライアントで予算が確保できない場合もありました。地方の会社に多かった気がします。)

また、応募のタイミングは、早いほうがよいと思います。
「この案件はすぐ締め切ります」という注意がされている案件もありますが、そういった注意書きがない案件も早めに応募するほうが、決まりやすいように思います。
大きな案件は、クライアントも応募者を網羅してじっくり決めようとしますが、そうでない小さいサイトリニューアルなどは、ある一定量の応募があると(20件くらいでしょうか)
そのなかで決めようとしたり、ある一定以上の条件での応募があるとすぐ決定するクライアントが多い印象です。
ただ、都度応募の作業はフリーランス1人でやるとしたら現実的でないため、1日のうち時間を決めて計画的に応募していくのがよいかと思います。

応募活動は余裕をもってしたほうがよいかと思います。
また金額の交渉や進め方の交渉などは、こちらが主導権を握らないと、受け身でやっていると、うまくいかないので、アメリカ人のように(よく知らないですがw)、自分の守るべきところは主張していくことが大事です。(ただ、日本人なので空気は読みつつ。主張しないと先方から何かを言ってくださることは少ないです。めちゃくちゃ考慮してくださるクライアントもいますが、リテラシーが低いのでわからない、ということもあります。)

クラウドワークスの応募のコツ4。

クラウドワークスの応募のステータスですが、「相談」と「提案」があります。
見積もりなどの提案する前にクライアントと相談の連絡をするのが「相談」ですが、私の経験上、相談で受注することは本当に稀です。

クラウドワークスを利用するクライアントは時間があまりない方が多いので、相談しあう状況にはないです。はっきり提案して、値段もはっきり出して、ダメだったらあきらめる。

また、やりとりのなかで要件が変わったら見積もり再提出、ということもやりようによってできます。
無駄な質問はせずに、一旦こちらからの提案を出すほうが成約率が上がります。質問は成約近くなってからのほうがいいです。

クラウドワークスの応募のコツ、まとめ。

まとめになります。
クラウドワークスの応募して受注するポイントは、
クラウドワークスの仕組みを理解して、ポートフォリオ、実績評価、応募メールを効率よく使えれば、ある程度成果はあがってくると思います。ご参考ください!